こんにちは、丸永建設の永島です。
「将来のことを考えると、やっぱり平屋がいいかなと思って」
「島根なら土地が広めに取れそうだし、平屋を検討中です」
「平屋って2階建てより高いって聞いたけど、実際どうなんでしょう?」
——こうしたご相談を、多くのお客様からいただきます。
国土交通省の統計によると、新築住宅に占める平屋の割合は2013年の約7.3%から2023年には約15.2%と、10年間でほぼ2倍に増えています。若い世代を中心に、「最初から平屋で建てたい」という方が全国的に増えているのです。
本記事では、安来市・松江市・米子市など山陰で平屋の新築を検討中の方に向けて、以下をご紹介します:
・島根で平屋が選ばれている理由(土地・気候の特性)
・平屋のメリット4つ
・事前に知っておきたいデメリットと対策
・高性能な平屋にするための3つのポイント
島根・山陰で平屋が選ばれる理由

平屋を建てるうえで最大のハードルは「広い土地の確保」です。同じ延床面積で比較すると、平屋は2階建ての約2倍の敷地が必要になります。都市部ではこの土地の確保が難しく、費用も高騰しやすいため、平屋をあきらめるケースも少なくありません。
その点、安来市・松江市・出雲市などの山陰エリアでは、比較的ゆとりある土地が手に入りやすい環境が整っています。安来市の住宅地の地価は2025年時点で坪単価約6〜9万円と、都市部と比べて大幅に低く、広い敷地でも現実的な予算で土地を取得できます。
また、島根は高齢化が進む地域でもあり、「将来を見据えた家づくり」を早いうちから考えるお客様が増えています。バリアフリー性が高く、老後も安心して暮らせる平屋は、こうしたニーズにぴったり合う選択肢です。
平屋の4つのメリット

ワンフロアで暮らしが完結し、家族のつながりが生まれやすい
平屋はすべての生活空間が1階にまとまるため、移動距離が短く家事動線が効率的です。リビングを中心に、キッチン・洗面室・各部屋が近い距離に配置できるため、共働き世帯にとっても時短につながります。
また、家族全員が同じフロアで過ごすことで、子どもの様子を見守りながら家事ができるという声も多くいただきます。
②バリアフリー性が高く、長く安心して暮らせる
階段がないことは、小さなお子様を持つ家庭では転落事故リスクの軽減に、シニア世代では足腰への負担軽減に直結します。
「今は必要ないけど将来を考えて」という理由で平屋を選ぶ方も増えており、一条工務店の2025年調査では「理想の家を建てるなら平屋が良い」と回答した人が約7割という結果も出ています。
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③耐震性が高く、構造的に安定しやすい
平屋は建物の重心が低く、2階部分の荷重がないため、地震に対して安定した構造にしやすいのが特長です。シンプルな構造は設計の自由度にもつながり、希望の間取りを実現しやすくなります。
④太陽光発電との相性が良く、維持コストを抑えやすい
屋根面積が広い平屋は、太陽光発電パネルを多く設置できるため発電効率が上がりやすいのも魅力です。また、2階建てと比べて外壁・屋根のメンテナンス時に高い足場が不要なケースも多く、将来の修繕費用を抑えられる点もメリットです。
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事前に知っておきたい平屋のデメリットと対策
平屋の魅力はたくさんありますが、「知らなかった」では困るデメリットも正直にお伝えします。

①広い土地が必要で、建築費が割高になりやすい
2階建てと同じ延床面積を確保しようとすると、平屋のほうが基礎・屋根の面積が広くなる分、坪単価が高くなる傾向があります。ただし、安来市・松江市など山陰エリアでは土地代そのものが低いため、総合的なコストは都市部ほど大きな差にはなりません。資金計画の段階で建物と土地を合わせてシミュレーションすることが大切です。
②採光・プライバシーの確保に工夫が必要
周囲に2階建て以上の建物が多い場合、日当たりや外からの視線が気になることがあります。対策としては、コの字・ロの字型の間取りや中庭の設置、高窓(ハイサイドライト)の活用が効果的です。土地選びの段階から周辺環境を確認することも重要です。
③夏の暑さ対策が欠かせない
屋根面積が広いため、夏は輻射熱の影響を受けやすい点も平屋の特性です。高断熱・高気密の仕様にすることで、この弱点をカバーできます。島根の山陰気候は冬の寒さが厳しい一方、夏も盆地部では高温になるため、断熱性能は特に重視したいポイントです。
高性能な平屋にするための3つのポイント

①高断熱・高気密で冬も夏も快適に
断熱性・気密性の高い住宅は、冷暖房効率が上がり光熱費の削減につながります。山陰地方は冬の寒さが厳しいため、壁・床・天井の断熱材や窓サッシの性能選びが特に重要です。ワンフロアの平屋は室温のムラが生じにくいため、適切な断熱仕様を取り入れれば快適性をより高く感じやすいのが特長です。
②ライフステージに合わせた間取りの柔軟性
平屋は2階の荷重を支える柱が不要なため、比較的自由な間取り設計ができます。子どもの成長に合わせて部屋を仕切ったり、将来的に介護しやすい動線に変えたりと、長く住み続けるための可変性も意識して設計することをおすすめします。
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③太陽光発電・蓄電池の導入で光熱費をコントロール
広い屋根面積を活かした太陽光発電は、平屋の大きなアドバンテージです。電気料金の高騰や停電時の備えとして、蓄電池とセットで導入する方も増えています。補助金制度を活用することで初期費用を抑えながら導入できるケースもありますので、資金計画と合わせてご相談ください。
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<施工事例> 高台に建つ家事ラク動線の住まい(平屋)
まとめ:島根で平屋を建てるなら、土地と性能を一緒に考えよう
平屋は、生活動線の効率・バリアフリー性・耐震性・太陽光発電との相性など、多くの面で現代の暮らしにフィットした住まいです。一方で、広い土地の確保と断熱・採光への工夫が成功のカギになります。
山陰・安来市エリアは、土地の広さと価格の両面で平屋を建てやすい環境が整っています。「いつかは平屋で」と考えている方こそ、早めに計画を立てることで理想の家づくりが実現しやすくなります。
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投稿者プロフィール

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永島 三保(ながしま みほ)
住宅アドバイザー/営業担当
元看護師としておよそ25年間、病院勤務から訪問看護まで地域医療に携わり、
医療現場で培った「安全・安心」の視点を強みに
手すり位置や段差解消、浴室・トイレのレイアウト最適化など バリアフリー住宅のご提案に定評があります。
営業としては “聞く力” を大切にし、お客さまの理想と課題を丁寧にヒアリング。
資金計画のご相談から完成後のアフターフォローまでワンストップでサポートしています。
建設業界歴:15年
保有資格:看護師/介護支援専門員(ケアマネージャー)/しまね住宅総合相談員/島根県被災住宅応急復旧相談員/
ハウジングライフプランナー
得意分野:バリアフリー住宅提案・ユニバーサルデザイン・資金計画サポート ほか
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