こんにちは。営業部の三島です。
2月の記事( https://www.marunaga.jp/cgi-bin/rus7/blog/view.cgi?d=75 )ではイノスの家の耐震等級について解説いたしました。イノスの家は耐震等級だけでなく、とある部材を搭載することで、地震がきたときにも安全に過ごせるような設計を行っています。
◆耐震と制震はどう違うの?
地震のそなえと言えば、耐震を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。耐震とは建物の構造体の強度を高めて、強い揺れが起こっても倒壊しないような揺れに耐える仕組みのことです。以前イノスの構造の際にもお話した、耐力壁が耐震性の高さには関係しています。
一方で制震とは地震の揺れを吸収することで、建物へかかるダメージを軽減させる仕組みのことです。イノスの家ではこの制震装置を設けて、地震から大切なおうちを守ります。
◆揺れを吸収し、建物への負担を軽減させる制震ダンパー
(参照:イノスグループ デジタルフレーム構法)
イノスの家は高い耐震構造のみならず、揺れを吸収する制震装置を搭載することで、余震のように何度も繰り返し発生する揺れにも備えます。そこで揺れから建物を守るために導入しているのが制震ダンパーです。
制震ダンパーは、筋交い(すじかい)のように構造体に対して斜めに設置します。地震が起こった際に壁に伝わる地震エネルギーをダンパーが吸収して、建物の揺れを抑えて地震によるダメージを和らげます。震度6強の地震の場合50%近く揺れを減少させることが可能となっており、大地震の際も効果を発揮します。
イノスの家は耐震構造+制震装置のダブルで備え、地震に強いおうちを実現します!
あわせてこちらの過去記事もご覧ください▼
「イノスの家は地震のそなえにも安心①耐震等級編」
「構造カルテを分かりやすく解説①壁量チェック」