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2022/05/10
家づくりについて

PFウッドの厳しい品質検査基準とは?

こんにちは。営業部の三島です。

4/14のブログでは、おうちで使われている木材の質が建物の強度や安全性を左右することをお話しました。イノスの家が採用している木材PFウッドは厳しい品質検査基準をクリアした厳選された木材です。今回はPFウッドの品質を担保する検査の一部を深堀いたします!

◆含水率検査

一般的に木の反りや変形、収縮は木に含まれる水分量の変化によって引き起こされます。変形などを防ぐために建築資材として使われる木はあらかじめ乾燥させたものを使用し、適切な乾燥状態であるかを判断するために含水率の検査を行います。

収縮や変形がほとんど起きないとされる含水率はおよそ15%以下が目安で、PFウッドはこの含水率の合格基準を「内部の含水率が15%以下」と定めています。一般的に流通している木材は表面の含水率しか測定しない場合も多く、長く使っていると狂いが生じる場合もあります。イノスの家では木の表面だけでなく内部までしっかり含水率の測定を行うことで狂いが少ない優れた木材を選びます。

◆目視検査

目視検査では熟練の職人によって目視のチェックが行われます。建築資材で一般的に用いられる検査規格のJAS機械等級区分よりも厳しい基準にて9項目(節、集中節、丸み、貫通割れ、曲がり、反り、腐れ、変色、虫穴)の目視検査を行っています。

一部の例をあげると、JAS機会等級区分の目視基準であれば「曲がりは0.5%以下」「材面割れは材長の1/3以下」であるのに対し、PFウッドの目視基準であれば「曲がりは0.2%以下」「材面割れは材長の1/6以下」などです。

◆10本に1本ほどの厳しい合格率

含水率、目視以外にも構造計算に合った強度であるか木材一本一本丁寧に検査を行っています。このように複数にわたる厳しい検査を行い、すべて基準をクリアしたもののみをPFウッドとしてイノスの家の構造体に採用しています。一般流通材に比べると合格材はとても少ない希少性の高い木材なんです。イノスの家は構造体に使う木の質にとことんこだわることで、長く安心して住んでいただける強いおうちを手掛けます!

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もしも質の悪い木材が重要な柱や梁に使われていたら:(https://www.marunaga.jp/blog/595/

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